娘が夏休みに入ったので、私は休みを取って娘を実家へ連れて帰り、両親と一緒に渓頭(渓頭自然教育園区)と杉林渓(Sun Link Sea)へ遊びに行きました。

今回持っていったのは、Amazon JP で買った DOD のペリーワゴンです。もともとは OWL CAMP のキャリーワゴンを買おうと思っていましたが、比べてみると DOD のほうが見た目が好みで、軽く、収納サイズも少し小さめでした。定価だけなら OWL CAMP のほうが高いのですが、DOD を Amazon JP 経由で輸入して関税まで含めると、実際の差はそれほど大きくありませんでした。

DOD ペリーワゴン
DOD ペリーワゴン

1 日目:彰化の実家へ

日曜日は家事を一通り片づけ、昼ごはんを食べ、昼寝で体力を回復してから出発しました。DOD のワゴンに荷物と娘を載せ、妻に見送られて、駐車場へ向かい実家まで車で戻りました。

出かけるのは二人だけですが、子どもを一人で連れて三泊するとなると、やはり荷物は多くなります。
出かけるのは二人だけですが、子どもを一人で連れて三泊するとなると、やはり荷物は多くなります。

道中はとても順調でした。娘は車内で『豬探長』(子ども向けの推理オーディオドラマ)を聞いていて、途中で寝てしまい、実家に着いてからようやく起きました。

4 時すぎ、娘が「阿嬤(おばあちゃん)と畑に行きたい」と言い出しました。ところが長ズボンは絶対に履かないと言い張り、畑に着くと草が長くて足にチクチク当たるため、自分では降りて歩きたがりません。仕方なく、ワゴンに乗せて農道を少し散歩することにしました。

畑で野菜や果物を収穫
畑で野菜や果物を収穫

娘はずっと「道にゴミがいっぱいある」と言っていました。こういう散歩にはあまり興味がなかったようですし、娘の目線の高さだと、たしかにゴミばかりがよく見えます。結局、軽く一周して戻りました。農家の人たちには、もうこういうポイ捨てをやめてほしいです。食の安全にもよくないし、景観も台無しです。ゴミだらけの場所で暮らして、本当に気分がいいのでしょうか。帰り道、もし威力彩(台湾の宝くじ)で 10 億台湾元当たったら、ゴミ拾いロボットを開発する会社を作りたい、とずっと妄想していました。

農道を少し散歩

2 日目:渓頭でひたすら歩く

山道で娘が車酔いして吐かないか心配だったので、両親とは朝 7 時に出発する約束にしました。出発時は娘をベッドからそのまま車へ抱えて行き、車内で寝続けてもらいました。幸い、渓頭の駐車場に入るころまで起きませんでした。

駐車後、DOD のペリーワゴンを出し、リュックと娘を載せて入口へ向かいました。道中、かなり視線を集めました。

チケット購入待ち。来園者は退職後くらいの年齢層が多く、服装の雰囲気もかなり似ていて見分けるのが難しい。
チケット購入待ち。来園者は退職後くらいの年齢層が多く、服装の雰囲気もかなり似ていて見分けるのが難しい。

私たちは景観門(Scenic View Gate)から入園し、神木エリア(Giant Tree)を目指しました。

渓頭の園内マップ(英語版)
渓頭の園内マップ(英語版)

最初から急な坂道です。娘はワゴンの中でお菓子を食べていて、通りかかる人たちから「気持ちよさそうだね」と何度も言われました。安全のため、私はバックル付きのストラップを 2 本用意し、ワゴンを自分の体につなげていました。上り坂ではストラップで引けるので、かなり楽になります。お菓子を食べ終えたあと、娘も少しだけ降りて歩きました。

ワゴンを満喫する娘

途中、お城のような建物が立つ芝生エリア(Meadow)で少し休憩しました。そこへタイワンザルが 2 匹、観光客の間に入ってきて食べ物を探し始めました。娘はサルに驚き、早く先へ進みたいと言いました。

芝生エリアで出会ったサル

次は空中走廊(Sky Walk)です。下から見上げるより、実際に歩くほうが怖く感じました。少し揺れるからです。娘は怖がるかと思いましたが、意外にも気に入り、おばあちゃんと一緒に 3 回も渡りました。

空中走廊(Sky Walk)

最後の目的地は神木でした。ただし神木は 2016 年に倒れており、そのときには観光客のけがもありました(当時の記事)。今では名前だけが残った休憩エリアのような場所です。ここにはトイレ、給水機、売店があります。私たちは水筒を満タンにし、売店で昼食を買いました。食べ物は意外と手頃で、焼きそばは 60 台湾元で買えました。

昼食後、私はもう少し歩きたくなりました。母が「近くの鳳凰林道(Phoenix Logging Road)を行くと、上に渓頭の天文台がある」と教えてくれました。娘はまだ天文台を見たことがなかったので、いい機会だと思い、ワゴンを引いて出発しました。数百メートルほど坂を上ったところで、道端の地図に天文台まで 450 m と書いてあるのを見つけました。450 m ならすぐだろう、当然行くべきだと思ってそのまま進みました。ところが、いくら歩いても見えてきません。途中の休憩所でようやく「天文台 2.5 km」という標識を見て、最初に 0 を一つ見落としていたことに気づきました。

とはいえ、もう半分くらい来てしまっています。かなり疲れていましたが、ここまで来たなら最後まで行こうと決めました。残り 1.5 km くらいのところで霧が出てきました。私はうれしくなって娘に教えたのですが、これが失敗でした。娘は『アナと雪の女王 2』の影響で霧を怖がるようになっており、ずっと「戻りたい」と言い続けます。それでもこのタイミングで諦める気にはなれず、最後は口げんかをしながら終点まで歩きました。終点には天文台へ上がる階段があり、娘が「階段を歩きたい」と言うので上ってみると、そこでようやく小さな天文台が見えました。

天文台のそばでは、お茶を淹れて楽しんでいる人が何組もいました。あの距離を歩いて、ここまでお茶をしに来るのは本当にすごいです。

渓頭天文台 標高 1800 m

娘は見終わるとすぐ帰りたがり、なんとか写真を 1 枚だけ撮りました。帰り道では「自分で歩く」と言ったものの、すぐに滑って転んでしまいました。幸い、防水タイプのハイドロコロイド絆創膏を持ち歩いていたので、その場で応急処置ができました。

帰り道はかなり大変でした。行きで水を飲み切ってしまっていたうえに、雨まで降り出したからです。両親とは 3.1 km 地点で合流しましたが、休まずそのまま進みました。とにかく早く水を飲みたかったのです。神木エリアに戻るころには雨がさらに強くなっていました。売店でポカリスエットを買い、給水機で水筒を満タンにし、少し休憩してから、娘の希望でまた雨の中を車まで急ぎました。下り坂はワゴンだと扱いづらく、しかも傘は娘に渡していたので、私は雨に濡れながら進むしかありませんでした。

車に戻ったあとは、この日の宿である孟宗山荘大飯店(Meng Zong Villa Hotel)へ向かいました。

今回の部屋は 509 号室で、前回よりグレードが高い気がしました。部屋は清潔で、温水洗浄便座もありました。すぐ娘をお風呂に入れ、テレビを見てもらってから、自分もシャワーを浴びました。浴び終えるとかなり楽になりました。

夕食は孟宗山荘の 1 階レストランで済ませました。今回は大人 3 人と子ども 1 人だけだったので、1 人 400 台湾元のセットを選びました。大皿を囲む「合菜」を注文するより割安ですし、人数が少なくてもいろいろな料理を食べられます。

父によると、この日私は 18 km 歩き、累積の上り下りは 800 m だったそうです。

Apple Watch に記録された運動データ
Apple Watch に記録された運動データ

夜は妖怪村のファミリーマートへ行くつもりでしたが、疲れすぎていたうえに雨も降っていたので、部屋で休むことにしました。お菓子をたくさん持ってきていてよかったです。

3 日目:杉林渓でホタルを見る

朝 7 時半に起きて、下の階へ朝食を食べに行きました。ちょうど両親がまだ出発していなかったので、一緒に座りました。娘は自分の席に座るのを嫌がり、私について回ると言い張るので、母に朝食を取ってきてもらうことになりました。娘が食べたのは、いちごトースト半分だけでした。

食後、娘を連れて妖怪村のファミリーマートまで歩き、買い物をしました。一晩休んでも脚はまだ痛かったので、マルチビタミンを買って飲み、少しでもましになるか試してみました。戻ってからはゆっくり荷物をまとめ、前の晩に娘が気に入って遊んでいた木製の記憶ゲーム盤も下の売店で買いました。

木製の記憶ゲーム盤
木製の記憶ゲーム盤

両親は先に杉林渓へ出発しました。私たちは荷造りに時間がかかり、10 時半ごろになってようやく出発しました。駐車場では、前日に私がワゴンを引いているのを見たという男性に声をかけられ、少しだけ話しました。

渓頭から杉林渓までは車で約 45 分です。車酔いを少しでも避けるため、娘には助手席に座ってもらいました。娘はとても喜び、道中ずっと私とおしゃべりしながら、道路沿いの十二支の標識を一緒に読み上げていました。

杉林渓に着いたら、またワゴンに乗せて松瀧岩瀑布(Songlong Rock Waterfall)まで行き、両親と合流するつもりでした。けれど私はかなり疲れていて、道には工事車両も多く、さらに娘は朝買ったおもちゃで遊びたがっていました。少し歩いただけで引き返し、車からおもちゃを取って、杉林渓会館(ホテル棟)のカフェへ行きました。昼食を一つ注文し、座って遊ぶことにしました。

カフェでおもちゃ遊び
カフェでおもちゃ遊び

1 時間以上遊んだあと、娘が「おばあちゃんを探しに行きたい」と言いました。片づけて外へ出ると、強い雨が降っていました。軒下で 30 分ほど待っても止まないので、仕方なくカフェに戻り、ラテを 1 杯注文して、また遊び続けました。3 時にようやく鍵を受け取り、部屋で休むことができました。娘はホテルの部屋で裸足で歩くのが好きなので、私はウェットタイプの床拭きシートで何度も床を拭き、暖房をつけて部屋の湿気を少し下げました。

夕食は 5 時半からレストランで。ビュッフェ形式で料理の種類は豊富でしたが、娘は白ごはんと果物しか食べませんでした。

私は何度も窓の外を見て、雨が止んだか確認していました。今回杉林渓へ来た一番の目的は、娘にホタルを見せることだったからです。杉林渓には 3 つのホタル観賞シーズンがあり、それぞれ種類が違います。6〜7 月は紋胸黒翅蛍(Luciola filiformis)、10〜11 月は鋸角雪蛍(Diaphanes lampyroides)、2〜3 月は神木蛍(Diaphanes nubilus)です。7 月下旬はすでにシーズン終盤で、見られる時間はわずか 30 分ほど。雨が降れば終わりです。

フロントに置かれていたホタル観賞ガイドの案内
フロントに置かれていたホタル観賞ガイドの案内

幸い、夜 6 時 50 分ごろには小雨になったので、娘と広場へ行き、ガイドツアーに参加しました。ガイドさんによると、ホタルの季節は交尾の季節でもあります。健康で強いホタルはすでにメスに選ばれ、役目を終えているため、今見えているのは「残った」個体で、光は弱めかもしれないとのことでした。私たちは薄暗い中、隊列について遊歩道を進み、観賞地点へ向かいました。7 時半ごろになると、本当にたくさんのホタルが見えました。ただ、私が平地で見たことのあるホタルに比べると、光はかなり弱く感じました。

カメラの設定を事前にしていなかったので、写真はまったく撮れませんでした。

帰り道、娘が私の腕の中で「眠い」と言うので、片手で傘を差し、もう片方の腕で娘を抱えて戻ることになりました。ところが、この子ときたら、ベッドに入った瞬間に目を覚まし、「テレビを見る」と言い出しました。

本当は 8 時からの星空観察ツアーにも参加したかったのですが、雲と霧はまだ晴れず、月でさえ少しぼんやりしていました。星を見るのは無理そうだったので、娘に天の川を見せるのはまた別の機会にすることにしました。

4 日目:帰宅

この日も朝 7 時半に起きて朝食へ。朝食後、両親は先にチェックアウトして遊歩道を少し歩く予定で、私たちは荷物をまとめて台北へ戻ることにしました。

駐車場で最後の荷物整理
駐車場で最後の荷物整理

下山中も、私は娘を助手席に座らせ、平地まで下りたら後部座席のチャイルドシートに戻すつもりでした。ところが渓頭に着く前に、娘が「自分の椅子に戻って寝たい」と言いました。寝るならそのほうがいいかと思ったのですが、渓頭を過ぎて少ししたところで、突然「吐きそう」と言い出しました。エチケット袋がすぐに見つからず、慌てて手近な袋を渡しました。なんとか間に合いましたが、チャイルドシートのベルトは少し汚れてしまいました。

帰り道、娘は何度も「もうすぐ着く?」と聞いてきました。最後には「もうあんな遠いところには行きたくない」と言いました。でも、翌週は阿里山へ行く予定なんだよね。

帰宅後、娘はうれしそうに運転席へ行き、パパのまねをして運転ごっこをしていました
帰宅後、娘はうれしそうに運転席へ行き、パパのまねをして運転ごっこをしていました

注: この記事は繁体字中国語から翻訳したものです。